経営分析とキャッシュフローのポイント

 

①損益計算書では

(1)        売上に対して

(2)        いくら費用(コスト)がかかり

(3)        いくら利益が上がるかをみる

      

②貸借対照表では

(1)        資金の動きをみる

(2)        資金の調達の動き(買掛、支払手形、借入、未払い、利益…)

(3)        資金の運用の動き(現金、売掛、受取手形、商品、固定資産)

  

③損益計算書と貸借対照表で

(1)        資金が有効活用されて、売上や利益につながっているかをみる

(2)        売上がどのように入金されているか、また仕入れがどのように支払れているかなどを見る

 

④売上高に対する利益率(収益性)

(1)          売上高総利益率  →(      )% 

(2)          売上高営業利益率 →(      )%

(3)          売上高経常利益率 →(      )%

   →100万円の仕事をするといくら利益があがるかわかる

   →「%」を「万円」と置き換える

 

⑤総資本に対する利益率(収益性)

(1)          総資本総利益率  →(      )% 

(2)          総資本営業利益率 →(      )%

(3)          総資本経常利益率 →(      )%

   →100万円の資金を用意するといくら利益があがるかわかる

   →「%」を「万円」と置き換える

 

⑥総資本回転率(効率性)

(1)          総資本回転率 →(      )回転

→100万円の資金を用意すると、どのくらいの売上が上がるかがわかる

(2)          100万円の資金→100万円の売上=1回転

(3)          100万円の資金→200万円の売上=2回転

(4)          100万円の資金→50万円の売上=0.5回転

 

 

⑦キャッシュフローをみるー売り方、買い方をみる

(1)          掛け(買掛金・支払手形)で仕入れて、掛け(売掛金・受取手形)で売る

   →50万円で仕入れて、100万円で売る

     キャッシュは (      )万円

(2)          掛け(買掛金・支払手形)で仕入れて、現金で売る

   →50万円で仕入れて、100万円で売る

     キャッシュは (      )万円

(3)          現金で仕入れて、掛け(売掛金・受取手形)で売る

   →50万円で仕入れて、100万円で売る

     キャッシュは (      )万円

(4)          現金で仕入れて、現金で売る

   →50万円で仕入れて、100万円で売る

     キャッシュは (      )万円

 

⑧キャッシュフローをみるー入金が先か、支払が先か

(1)          キャッシュフロー的には、入金が先で、支払が後がよい

(2)          しかし支払が先で、入金が後の場合が結構あります

(3)          それをみる指標として、回転日数があります

 

⑨売上債権回転日数をみるー入金まで何日?

(1)          売上債権=受取手形+売掛金(+受取手形割引高)

(2)          売掛金はいくらか→(       )千円

(3)          受取手形はいくらか→(       )千円

売上債権回転日数でみる

   式 売上債権÷売上高×365=(      日)

※売上がキャッシュ(現金)になるまで何日かかるか?

 

⑩買上債権回転日数を見るー支払まで何日?

(1)          買上債権=支払手形+買掛金

(2)          買掛金はいくらか→(       )千円

(3)          支払手形はいくらか→(       )千円

買上債権回転日数でみる

   式 買上債権÷売上高×365=(      日)

※仕入れてから何日で支払わなければならないか?

 

⑪棚卸資産回転日数を見るー商品が売れるまで何日?

(1)          棚卸資産=商品・製品・半製品・未成工事等

棚卸資産回転日数でみる

   式 棚卸資産÷売上高×365=(      日)

※商品・材料を仕入れて、何日で売上に変わるか?現金ではない

 

⑫キャッシュフローをみる

(1)          棚卸資産30日  売上債権30日  買上債権60日

→仕入れてから30日で売上として上がり、売上をあげてから30日後に入金されるので計60日かかる。仕入れてから60日後に支払うので→ちょうどいい感じである

 

(2)          棚卸資産30日  売上債権60日  買上債権30日

→仕入れてから30日で売上としてあがり、売上をあげてから60日後に入金されるので計90日、支払いのほうが30日なので先になってしまう。入金されるまでの60日の資金繰りが必要となる。常に2ヶ月分支払のほうが先なので、だんだん苦しくなる。