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付加価値について

工業化、市場経済、貨幣経済の進展で加工と生産、貿易による付加価値

エネルギー・鉱物・重金属・軽金属・機械・設備・労働力

 土地や食料、貴金属などの次に付加価値が高くなってきたのが、エネルギーと重金属だ。いわゆる大航海時代を経て産業革命に入った時期から1970年代ぐらいまで続く。付加価値はエネルギー、重金属、機械、設備、労働力になってきた。石炭から石油、そして電気、鉄や銅からアルミ・マグネシウムなどの重金属から軽金属等への転換はあるが、大筋ではエネルギーと金属を原料として、労働力を使って機械設備で加工し、輸出したり、多量生産、大量消費という付加価値の流れだ。発展途上国では、ほとんど価値がないエネルギーや鉱物を先進国が資本を投下し、莫大な利益をあげるということだ。戦争などもこのパラダイムの一部として大量生産、大量消費を助けたことも否めない。

 このことは工業化社会の到来とも言える。市場経済と貨幣経済が形成され、土地や食料が価値をもっていたが、金本位にもとづく貨幣経済が浸透し始めた時期でもある。これは、エネルギーと重金属、機械・設備を加工して生産するし、そのためには資本を投下し、投資するという資本主義経済が形成され、発展してきた。

ここで重要な付加価値は、材料と加工して、製品・商品を生産するという付加価値が生まれ、それをいかに高く売るかということで貿易による付加価値が生まれてきた。資本主義経済の付加価値の増大を考えると、生産による付加価値も重要だが、流通による付加価値もかなり重要になってきたことが分かる。

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