よくあるご質問

このページでは中小企業家同友会に関するよくあるご質問について、回答とともにご紹介しています。

中小企業家同友会の概要は?

同友会は中小企業経営者の全国組織でおよそ5万名、新潟同友会は約630名の会員がいます。
同友会は全国都道府県にあり、同友会理念の実現を目指して活動しています。経営指針・社員教育・共同求人・政策提言などの多彩な活動を展開し、各地域では、例会を中心とした支部活動を展開しています。

同友会の生い立ちは?

同友会の前身は1947年まで遡り、「全中協」といいます。
日本経済復興の過程で同友会の前身の「全中協」(全日本中小企業協議会)が47年に結成。「全中協」の目的は、大企業に偏った経済政策を是正し、中小企業の存立と発展、社会的地位の向上を求める運動でした。また、従業員の人格の尊重、労使が協力して生産の推進と生活の向上をめざすことを提起しており、当時としては先進的といえる内容です。
会運営にあたっては、民主的運営に努力すること、政治的には一党一派に偏しないことを明確にしており、現在の同友会の基本精神に引き継がれていることが理解できます。

同友会の創立はいつですか?

中小企業家同友会は1957年に、新潟同友会は1982年に創立しました。
「中小企業家の、中小企業家による、中小企業家のためのものであることを宣言する」
これは、1957年4月26日創立された日本中小企業家同友会(現東京中小企業家同友会)設立趣意書の冒頭の文章です。設立趣意書では、「天は自ら助くるものを助く」の精神を強調し、自主・自力で生き抜こうとする企業家精神をうたっています。

中小企業家同友会全国協議会(中同協)とは何ですか?

中同協は全国の同友会の活動を集約するセンターが東京にあります。
各都道府県の中小企業家同友会の活動を集約するセンターとして、中同協という協議体があります。全国のさまざま事例や活動をまとめ、中小企業における課題や問題、税制、金融問題、社会問題など全般について政策要望などをしています。

同友会の考え方や目的は?

「同友会理念」の実現を目指しています。

  • 同友会の3つの目的
  • 自主・民主・連帯の精神
  • 国民と地域と共に歩む中小企業

「3つの目的」とは何ですか?

よい会社・よい経営者・よい経営環境を目指すことです。

  • よい会社をめざします
    同友会はひろく会員の経験と知識を交流して企業の自主的近代化と強じんな経営体質をつくることをめざします

  • よい経営者をめざします
    同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営者に要求される総合的な能力を身につけることをめざします。

  • よい経営環境をめざします
    同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく、社会・経済・政治的な環境を改善し、中小企業の経営を守り安定させ、日本経済の自主的・平和的な繁栄をめざします。

  • 「良い会社」を目指すにはどうしたらよいでしょうか?

    まずは経営指針の成文化から。
    第一の目的は、「よい会社をめざす」ということで、これこそ同友会が日ごろから学びあう活動と実践の積み重ねの中で実証していくべき内容のものです。
    「良い会社」とは、簡潔に表現すれば、企業の理念が明確であり、労使が高い次元で協力しあい、顧客や取引さきからの信頼も厚く、永続して利益を上げ続ける企業といえるでしょう。

    「良い経営者」を目指すにはどうしたらよいでしょうか?

    日々の学びと実践が重要です。
    第二の目的「よい経営者をめざす」とは、企業は経営者の器(うつわ)で決まるといわれるように、経営者の力量を高めることの大切さを目的化したものです。そのために謙虚に学びあい、自分自身に磨きをかけていこうというものです。
    新潟同友会では「学要実践」(学びは実践を要す)として、学んだ事を協力して実践しようとさまざまな活動を展開しています。

    「良い経営環境」をつくるにはどうしたらよいでしょうか?

    中小企業同士の連携、協力が決定的に重要です。
    第三の目的「よい経営環境をつくろう」は、個々の経営努力だけでは解決できない社会的、制度的諸問題を力をあわせて打開していこうということです。
    私たちは、主として個々の経営努力によって企業の未来を切りひらいていきます。経営努力だけでは解決できない、時代の流れ、産業構造の変化、政治・経済のしくみから生じる困難な課題がたくさんあります。
    私たちは、日本経済の真の担い手としての誇りと自覚に立って、経営努力が公正にむくわれる経営環境を実現するために、会員が結束し、他の中小企業団体とも提携し、努力していくことが必要になります。

    「自主・民主・連帯の精神」とは何ですか?

    同友会の運営方法や考え方をわかりやすく表現しています。
    同友会運動は、自主・民主・連帯の精神で三つの目的の実現をめざし進められてきました。自主・民主・連帯とは言葉上は分かりやすいのですが、なかなか深い意味があります。自主・民主・連帯の精神は同友会運動の歴史のなかで、その意味が吟味され練り上げられてきたものです。同友会運動の基調というよりも、あらゆる組織、人間集団(家庭、企業など)のあり方としての普遍性を持っているといえるでしょう。

    「自主」の意味は何ですか?

    会員の自主性と会自体の自主性を重視しています。
    会自体の自主性として、会員の会費で会を運営し、上部組織もなく、管轄などもなく、同友会は他のいかなるところからも干渉や支配を受けないということで、会員の自主性としては入退会、行事の出欠も会員の自主的判断を尊重することです。つまり、会の主体性を守り、会員の自由選択権を保証するということです。
    同友会そのものの生い立ちが中小企業家の自主的自発的意志にもとづき設立されてきたわけですから、組織としての自立はもちろん、会運営においても会員の自発性を尊重して、自覚的意志による参加を呼びかけていこうということです。

    「民主」の意味は何ですか?

    会員の要求や要望にもとづいて活動を行い、全員発言、満場一致を心がけています。
    一つは会の運営を会員の要求や意見にもとづいて行い、ボス支配が絶対におこらないようにするということです。
    もう一つの意味は、あらゆる事柄を常に民主主義の立場にたってとらえ、民主的なものの見方や考え方を積極的に広めていこう、というものです。ここでは、会員一人ひとりが会の主人公として大切にされ、同時に民主主義の精神を会外にも広げていこうとの決意を表明しています。

    「連帯」の意味は何ですか?

    「あてにしあてにされる関係」を築こうということです。
    「連帯」は会員同士の腹を割った裸の援(たす)けあいと、あらゆる階層の人たちと手をとりあっていこうという外に向けての協力、団結を進める意味があります。特に会内では相互の研さんを通じての深い信頼関係をベースに、高い次元でのあてにしあてにされる関係が連帯の中身として理解されてきています。

    国民や地域と共に歩む中小企業とは何ですか?

    中小企業として地域づくりを真剣に取り組むということです。
    企業のうち99.7%を占める中小企業は地域に根付き、地域の中で共に歩んでいます。就業人口では80%強となっており、まさしく日本経済の主役です。中小企業は国民の暮らしを支え、地域の豊かさを保証するという社会的責任があり、そのことは地域の人びとの支持や信頼がなければ実現できない厳しさを合わせ持っているということでもあります。

    同友会の活動の基本は何ですか?

    同友会の日常活動の最大の特徴は「学びあう」ことにあります。
    同友会活動の神髄は「学び」「実践」 「検証」あります。日常活動の最大の特徴は「学びあう」ことにあり、だれもが「強じんな体質の企業にしたい」との願いを持って同友会に集まっています。お互いの知恵や経験を交流し「学びあう」のが例会です。
    「あなたは何のために経営していますか?」

    同友会の例会とは何ですか?

    会員同士が学びあい、お互いの経営のあり方を意見交換します。
    同友会の学び合い活動の中心は例会にあります。
    例会では、時代の流れを的確に掴み、経営指針の作成・見直しのきっかけとし、経営体験の交流を通して、自社・自分の重点課題・展望・取り組み等を率直に話し合い、共通の経営課題を認識する場でもあります。

    例会の「報告者」とは何ですか?

    同友会の例会では「講師」ではなく例会報告者と呼んでいます。これは同じ立場の経営者として事例を報告しているからです。
    激変する環境変化、時代転換にどう誤りなく経営の舵取りをするのか、経済方針はこれでよいのか。悩みや問題に対して前向きに解決のヒントを得たい。それには、同じ中小企業家として共通の立場で努力し、成果を上げている方から学ぶのが一番です。ですから、同友会の例会での報告者は、現役の会員をメインにたてています。

    「グループ討論」とは何ですか?

    報告を聞いて、テーマにそって意見交換を行ないます。
    中小企業家同友会では、6〜8名のグループに分かれて「グループ討論」と呼ばれる小さな討論会を行います。「グループ討論」は次のような意義を持っています。

    1)報告のさらなる理解
    グループ内のそれぞれの人が受けとめたこと、感じたことなどを交換しあうことにより、自分のアンテナ以外に感受された点を広く知ることができ基調報告の内容をより深く理解します。

    2)報告の状況を自社に置き換える
    様々な講演を聞いても、単に「いい話しを聞いたな」で終わってしまっては、本当の意味で自分のものとはなりません。企業経営であれば、人・物・金・時間・情報などの共通項がかならずあるはずです。一見関係ないようなことでも自社に置き換えてみることで、思わぬ多面的な視野が広がることがあります。

    3)経営に生かせるヒントをつかむ
    グループ討論の一番の目的は、基調報告とグループ内の意見交換から、自社の明日の経営に役立つヒントをつかみ取ることです。自社の経営を前進させるために、さまざまな意見に謙虚に耳を傾け、実践的な立場に立って吸収してこそ価値が生まれます。これを「学び方を学ぶ」とよんでいます。

    4)遠慮なく恥をかいてみる
    実際の経営現場では、ピントはずれな突拍子もない発言で恥をかくことはできないものです。恥ずかしい思い、悔しい思い、悲しい思いが、人間の成長の大きな原動力になります。恥を恐れず、自分の思ったことを言ってみる、そのような場を通じて自分の成長を促すことができるのが、グループ討論です。

    5)参加者相互の理解を深める
    グループ討論で本音の意見が交わされ、それを参加者全員で共有することは、わずか数十分間の同席であっても、単なる名刺交換よりはるかに知りあうことができるものです。このような機会は、本当の仲間がなかなかできにくい多忙な現代にあって、貴重なチャンスです。ぜひ、いろいろな方と知りあいになってください。

    「学び方を学ぶ」とは何ですか?

    他の経営者の勉強の仕方(=学び方)を学ぶことが重要です。
    学び方を学ぶ。
    報告者の話から何を学んだかを出し合うことにより、お互いの学び方の違いについて認識し、それぞれの学び方の優れた点を学びます。別の言い方をすれば人の話を聞く力、聞き分ける力を身につけることであり、他人の話をじっくり聞いて自分の責任で最大の教訓を引き出す力をつけることです。

    「本質論議」とは何ですか?

    「何のために経営しているか」「どんな会社にしたいか」を議論する。
    ノウハウではなく本質を学ぶ。
    ノウハウについての質問も当然出ますが、討論は経営のテクニックの問題に終始することなく、経営哲学、人生哲学、人間としてのありようなど本質論にふれるようにします。経営者自身の人間的力量、総合的人間力の問題に迫れるような討論をしたいものです。

    「学要実践」とは何ですか

    学要実践「学びは実践を要す」として学んだことはやってみようということです。
    例会を中心に【学び】の場を数多く設定しています。グループ討論によって、すぐに経営に活かせるものや社員に対しての心構えや接し方など普段は聞けない貴重な【気付き】が数多くあります。そこで、学んだことは【実践】をすることが重要と呼びかけています。

    新潟同友会の組織には何がありますか?

    9つの支部と9つの委員会・部会があります。

    支部

    新潟・燕・三条・長岡・上越・下越南・新発田・村上・佐渡

    委員会・部会

    経営指針委員会
    経営指針を創る会の開催
    共育求人委員会
    新入社員研修、合同入社式
    広報情報化委員会
    広報誌の発行、HPの更新
    政策委員会
    経営課題を政策提言
    新潟同友会大学委員会
    専門家・研究者等のセミナー開催
    役員研修委員会
    役員に対する研修会の開催
    青年部会
    次代のリーダー育成
    女性部会
    女性ならではの経営課題を解決
    環境部会
    エネルギーシフト・環境経営の意識づけ
    障がい福祉研究部会
    誰もが普通に働き、生活できる社会づくり

    「労使見解」とは何ですか?

    中小企業における経営者と社員との関係はどうあるべきかの考えをまとめたものです。
    第二次世界大戦以降、日本の産業界が復興、発展していく過程で、1960年代、70年代にかけて自社の労使関係に悩んだ会員経営者が「中小企業における労使関係はどうあるべきか」について長期にわたる討論・研究の末にまとめたのがこの見解です。
    1)経営者の経営責任を明らかにしていきます。経営がどんなに苦しくても他に責任を転嫁することは許されません。
    そのためには、
    2)経営は成り行き任せではなく、計画にもとづく経営が提唱されます。
    3)中小企業においては経営者と社員はパートナーとしてお互いに最も信頼し合える間柄であるとしています。人間尊重の精神にたち、働きがい、生きがいのある仕事の仕方を追求することを呼びかけています。

    「経営指針」とは何ですか?

    経営理念・経営方針・経営計画の3つの総称です。
    同友会では「経営理念」「経営方針(ビジョン)」「経営計画」の3つを総称して「経営指針」といっています。このように「経営指針」を「理念」、「方針」、「計画」の3つに定式化しているところに同友会らしい特徴があります。

    「経営理念」
    企業の目的とは何かを考え、経営にあたっての根本的な考え方を明示するもの
    「経営方針」
    この理念に基づいて、経営の基本的方向を確立することです。時代の流れをするどく観察し、企業の事業機会を変化の中から見つけ出し、自社の長所、短所を見きわめ、長所を生かし短所を改善し未来を切り開く目標とそれを達成するための戦略を明らかにします。
    「経営計画」
    設定された目標と戦略にもとづき、それを達成するための手段、方策、手順を具体的に策定するものです。

    e.doyuとは何ですか?

    会員専用のホームページで例会の出欠などを行います。
    ID&パスワードを発行して、スケジュール管理や掲示板で連絡などを行っています。