PEOPLE LIFE data [No.003]

未来を創る!新潟の企業家たち PEOPLE LIFE data No.003

時代の流れに適応する企業に試される【挑戦する姿勢】(株式会社ハーヴィッド 新潟支部)

未来を創る!新潟の企業家たち PEOPLE LIFE data No.003

小田 利洋さん
株式会社ハーヴィッド 代表取締役社長
新潟県中小企業家同友会 青年部会長

業界への影響とリモートワーク

株式会社ハーヴィッドは建築内装事業・看板事業を主体に、商業施設や店舗などの「お店づくり」全般を携わり、ロゴやキャラクターデザイン等のプランニングを得意としています。
内装工事は、基本的に「今あるものをよりおしゃれに・かっこよくする」という物のため、この緊急事態の中で各企業・店舗が予定していた工事の延期や中止が相次いでいます。ある程度予測はしていたものの、4月の売り上げは前年比50%を切ることが予測されています。
厳しい状況ではありますが、ネガティブなことばかりではなく、【今しかできない新たな取り組み】をいくつか挑戦を始めています。その一つがリモートワークです。
現在、最大で半分程の社員がリモートワークによる就業形態に切り替えています。リモートワークに切り替えたことは、「コロナウイルスの感染予防」だけが目的ではなく、挑戦です。本来導入しづらい現場仕事でも、タブレット端末を持ち出してもらうことで、現場への直行直帰を可能にし、疑似的ではありますが、どの部署でもリモートワークができるようにチャレンジしてみています。

今必要なのは、ルールよりもスピードと挑戦する姿勢

大私は、コロナウイルスが終息した後も、日本中で変化した就業形態がスタンダードなものになると思っています。実際に、リモートワーク・オンライン会議を行い始めてから、様々な面で「加速している」ように感じています。また、今こういった仕組みを取り入れ、踏み切っていかなければなければ、これからの時代に生き残っていく企業になることはできないとも感じています。
この数か月で、会社を取り巻く環境は信じられない速度で変化しています。「できない理由」ばかり見つけてしまうと、この変化に対応した頃には違う時代が訪れています。リモートワークにしろ、本来であれば就業規則に「リモートワークについて」という項目がなければいけないわけですが、今そのルールについて言及すると、本来の目的を失ってしまいます。走りながら軌道修正を続け、変化をしながらその先を考えて進んでいく必要があります。

好転したこと、コミュニケーションの大切さ

社内ではオンラインミーティングがものすごく増えました。今までのミーティング以上に、会社の将来のことについてじっくり話す機会が増えたことで、会社の雰囲気がよくなってきたと思います。売り上げに直結することから、社会に明るい話題を提供するにはどんなことをすれば?など、みんな真剣に考えながら仕事をしています。
また、自慢できる話ではありませんが、リモートワークを導入する際、本来であれば会社が自宅で使用するパソコンや、その環境を用意するべきところですが、実情としてそれが難しい状況でした。そんな中で、リモートワークについて、会社のパソコンを持ち帰ってもいいよと話をしたところ、「今後のためにもパソコン買っちゃいました。」と対応してくれる社員がいてくれて、社員も会社のこと・仕事のことを大切に思ってくれているということが伝わってきて、とてもうれしかったです。
しんどい時だからこそ、社員と会社が歩み寄って、意識の統一をすることがすごく大事だなと感じています。

この先の時代を生き残る会社に

ロナウイルスの影響は非常に深刻だと考えています。仮に、売り上げが前年比の50%に落ち込んだ場合、それが12月まで続くシミュレーションをしました。それでも生き残るためには、何をすればいいのかを考え、実践を続けていく必要があります。おそらくこれは、弊社だけの問題、業界の問題ではなく、日本全体で、今まで組み上げられてきたビジネスモデルのほとんどを見直さなければいけない事態だと思っています。
普段の業務が成立せず、生まれてしまった時間を「未来を見据えた挑戦」に向け、今とは全く違う時代が来ても生き残る企業であり続けるため、実践し続けることが今しなければいけないことです。


株式会社ハーヴィッド株式会社ハーヴィッド

潟市東区下場52‐11
創業:2007年、設立:2008年
社員数 : 10名(現在1名育休中)
事業内容:建築内装工事、サイン(看板)工事、グラフィックデザイン、店舗設計、管理・委託業、上記に付帯する一切の業務、他、おもしろい・おしゃれなこと全般
http://heavid.jp/