特集:輝く!新潟企業家[2019年7月号]

㈱ ハーヴィッド 代表取締役社長 小田 利洋(新潟支部)

同友会を大いに活用し、チャンネルを広げ 新たな展開を呼び起こしていきたい!

小田 利洋(新潟支部)
㈱ ハーヴィッド 代表取締役社長

デザインの力で人を街を彩る。

 2007年春、ハーヴィッドは 第一歩を踏み出しました。「サイン(看板)事業」としてスタートした私達は多くのお客様のご発展をお手伝いする中で、同時に私達自身も着実に発展を遂げて参りました。

 2011年頃より、クライアントの皆様のご要望にお応えすべく建築内装事業への挑戦~参入が始まります。時代のトレンドやユーザーのニーズに向き合いながら、徐々に企業のスタイルを変化させる。私達はこの柔軟性を企業の成長と考えます。またお店の顔である ロゴデザインやキャラクターデザイン等のプランニングを得意としており、 鮮やかで躍動感あふれる感動を創造いたします。

オシャレでカッコよく。

 創業13年を迎え、昨年末(平成30年12月)に当社は新社屋へ移転しました。


ブランコ ここ数年間、社員と共に描いていた「カッコいいオフィスで仕事がしたい」そんな想いがようやくカタチになりました。物件探しに大苦戦の末、自力で探し当てた「スケルトンの倉庫」を社員が設計・監修しフルリノベーション★ 1Fカフェにはアイランドキッチンが完備されており、ここで打合せや来客対応を行います。高い天井の吹き抜けエントランスに設置されたブランコは、当社のシンボルである〝遊び心〟を演出しました。 他、至るところにオシャレへのこだわりと斬新なアイディアが散りばめられた空間は、私達が思い描いていた理想の社屋! まるでニューヨークのソーホー(SOHO)のようなスタイリッシュな空間に仕上がりました!!やはり、デザイン業に携わるのであれば「作り手自らがカッコ良くなくてはならない」。

経営(企業)理念、そして10年ビジョンの作成。

 平成27年に同友会員のメンタルポリシーである「第22期経営指針を創る会(現 経営指針成文化と実践の会)」に参加し経営理念を作成。あれから4年経ち、あの時に作った経営理念を引っ張り出し、ようやく今年から会社として掲げはじめました。今までは見栄えのする理念とその理念に見合う自分(会社)を追い求めるあまり、掲げる事に恥じらいを感じていたように思えます。未完成でイイんだ! 経営理念は会社と経営者と共に変化を繰り返す!!
※経営理念「HEART VIVID」(ハート ヴィヴィッド)

オフィス内 そして今年は社員と共に、会社の「10年ビジョン」を作成します(会社や各々の10年後の姿を想像した夢や希望)。短中期の経営目標の為にも、今こそ会社として夢・希望を描きます。

同友会(青年部会)へ主体的に関わる。

 会歴は9年程ですが、今まで主体的に関わることを避けてきました。理由は業務が忙しかった事もありますが、私自身が同友会に対して本気で関わる必要性を感じることが出来なかったからです。そんな私がある出来事をきっかけに中小企業家同友会へ主体的に関わって行くようになります。

 大きな転機は青年部会が主催する〝関東甲信越青年経営者フォーラム〟一都九県、数百名の青年経営者が開催県に一堂に会す全国行事です。今回は長野市での開催となりますが、フォーラムまでの準備期間約1年間を費やし開催県で実行委員会が行われます。私は新潟のリーダーを任され毎月長野へ通うようになり、全国の青年経営者と交わる機会が増えました。そんな同年代の経営者達は自然と知り合いから仲間へ! ライバルへ!と 変化していきました。全国には高い志を抱いた若手経営者がたくさんいる!そんな彼らと本音で語り合いたい! 負けたくない! 私のマインドもこの頃から大きく変わってきました。そして同時に新潟同友会においても青年部会の部会長に立候補する事となり、今季より2年間部会長として会内はもとより地元新潟を引っ張って行こうと決意しました!!

 主体的に取り組み、主要メンバーとして活動してこそ 同友会で多くの学びが得られると実感しています。

会社の在り方。

 今、時代は大きな変革期を迎えています。労働環境への配慮など我々中小企業においても例外はありません。当社は長きに渡りブラック企業体質から脱却できませんでした。今でも完全に払拭はできていませんが、それでもいくつかのプログラムに挑戦し実践もしています。

  • ①始業時間を8時→9時30分
  • ②週休二日制の導入
  • ③フレックス制度の採用(変則労働時間制度)
  • ④在宅ワークの容認
  • ⑤会計(見積・請求書・経理)作業のクラウド化

 特に④在宅ワークについては 社外(自宅やカフェ)でのデスクワークを許可し、外部から社内サーバーへのアクセス権を各自に与えるので、コンプライアンス強化に伴い社員の認識も必要となります。以上の事例は一部に過ぎませんが、中小企業において法律や規則を100%実行する事は不可能でしょう。そんなガチガチな会社など社員も望んでいないように思えます。行政の決まり事(法律・規則)を受け入れながら、会社で独自のルールをつくり、それらをミックスして自社オリジナルの規則を構築し運営するべきだと考えます。その際重要なのは、社員と向き合い徹底的に話し合う事です。目まぐるしいスピードで変化する情勢に対応しなければ、会社に未来はありません。より良い労働環境を目指し社員が安心して長く働ける会社でありたい。今時代にあった企業風土が求められています。

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企業の存在意義。

 経営者に夢や希望がなければ、社員が活き活き働く事は不可能でしょう。創業13年を迎えた今こそ10年ビジョンを作成し、次の10年に挑みたいと思います。決して売上や利益確保だけが目的では無いですが、利益を追及しなければ企業の存在意義は無い。だから数字に強く、数字に正直な経営に徹します。

 BtoBからBtoCへ!! 時代のトレンドを敏感に捉え、ニーズにあった事業展開で会社も進化する必要があります。それは既存事業にこだわらない業態変更かもしれないし、新規事業の立上げなども大いにあり得ます。M&Aなどの活用で事業拡大も面白いでしょう。自社をブランディングする事で付加価値を見出す事も重要です。

 そして今後はより最新テクノロジーを積極的に導入していきます。実際最近ドローンを購入し活用し始めていますが、次は3Dプリンターを検討したいと考えています。

 また雇用を守り、新規採用にも尽力していきます。これまで当社は中途採用のみでありましたが、今後は新卒者の採用にも本気で取り組んで行きます。その為にも同友会を大いに活用し チャンネルを広げ、大学との連携などにも率先して関わる事で新たな展開を呼び起こしたいと思います。

 20年、30年、50年と続いていく企業を目指し、私達が地方企業のベンチマーク的な存在になっていく!! そんな責任感を感じながら全力で邁進します。

 そして、地域に信頼され、愛される企業を目指します。

【㈱ハーヴィッド 小田 利洋(新潟支部イースト地区)記】


㈱ハーヴィッド

㈱ハーヴィッド

〒950-0872 新潟市東区牡丹山3-12-10
Tel. 025-374-6796
Fax. 025-374-6797
◎事業内容
看板工事、内装工事、塗装工事、電気工事設計、デザイン、ロゴ・キャラクターデザイン