企業訪問-株式会社トーワウィンズ 専務取締役 渡辺裕光さん

「事業内容と求める人材について」

株式会社トーワウィンズ 渡辺 裕光さん 2011年11月25日、株式会社トーワウィンズ様にお伺いしました。事業内容は、建設請負、リフォーム、設計、施工管理、建材販売を行う総合建設業。系列会社に、不動産を主とする株式会社東和商事、金属加工を主とする株式会社東和ボルト、そして現在特に力を入れている抗酸化陶板浴「ここゆ」があります。

 「ここゆ」は抗酸化工法で建てられた店舗で陶板浴に入浴することができる施設です。腰痛や化学物質アレルギーの人、運転手や肉体を酷使する人の身体を癒すことを目的としています。「ここゆ」で用いられている抗酸化工法とは、珪藻土に抗酸化溶液を混ぜ、建材として利用されている合板、集成材、ビニールクロスや接着剤に用いることによって、建材や接着剤から発せられる化学物質(ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・トルエン等)を限りなくゼロにするための工法です。

 渡辺さんがこの工法を取り入れたのは、近年問題になっている、シックハウス症候群や化学物質過敏症のお客様でも、快適に過ごせる家を提供したいとの事でした。化学物質過敏症の特徴として、人体の蓄積許容量を超えると発症し、胎児遺伝する事もあることから、次の世代のために安心できる居住空間の提供をしたいとの思いがあり、解決策を模索していたところに抗酸化工法にとの出会いがありました。抗酸化工法で建てた家の特徴として、新築独特の匂いがしないということです。実は、新築の家の匂いというのは、化学物質の匂いです。抗酸化工法は目に見えない部分にお金を掛けるため、その効果に疑問を持たれる方が多いとのことで、抗酸化陶板浴「ここゆ」を抗酸化工法体験の場としても活用されています。
 「ここゆ」に来るリウマチ、腰痛、肩こりの症状のある方だけでなく、「ここゆ」に入ってみて他の家との違いに気付き、良いと実感されたお客様から新築やリフォームの依頼が来る場合が殆ど。営業を掛けず、「ここゆ」を利用していただくことによって、抗酸化工法の良さがお客様の間に広がっていくので確実に利益に繋がっています。抗酸化工法の費用としては坪あたり2?3万円プラスで可能で、また新築だけでなくリフォームでの利用も可能との事でした。今では建築のみならず、抗酸化還元水として飲食店でも利用され、繁盛し、その実績をあげていて、抗酸化のブランド力には未来の展望があるとの事です。

 そして、障害者支援にも力を入れておられ、福祉作業所に建材に抗酸化溶液を塗布する仕事を委託されています。しかしながら、作業の精度、速さに課題があり、それをクリアすればもっと福祉作業所と良い関係が築けるとの事でした。
 
 求める人材として、強いて挙げるのであれば明るい人、自分の仕事に誇りを持てる人。社員とのコミュニケーションついては意識はしておらず、強いて挙げれば給与明細を渡すときに面談をし、不満がないか聴く事や、社員を誘って飲みに行く事だそうです。これからの会社の展望として、社員が自分の子供に自慢できるような会社にしていきたいと話されていました。

<感想>
建材の模型を使って分かりやすく丁寧に抗酸化工法について説明いただき、その姿に渡辺さんの真摯な人柄、抗酸化工法への想いというものを感じ取ると同時に、抗酸化工法に対する自信が伺えました。抗酸化工法という技術の素晴らしさを知ることができ、家を建てる事の重要さについて改めて考える事ができました。
                                                         研修生 涌井健介 記