同友会は生きあうことの幹部集団 「生きることの幹部になるための人間力を養おう。」 第1回勉強会

同友会は生きあうことの幹部集団

「生きることの幹部になるための人間力を養おう。」 第1回勉強会人間力勉強会風景

講師:?シナゼン 代表取締役会長 品田保男氏・?フォークス 代表取締役 玉木 清氏

?富岡鉄工所 専務取締役 冨岡フジ子氏

11月15日、新潟同友会事務局にて、相談役主催の第1回「人間力を養う」勉強会が行われました。全県下より16名が参加されました。

第1回目として最初に、どのような経緯でこの会の立ち上げに至ったのか、そしてどのような趣旨で進めていくのかという内容が、講師より説明がありました。

この会を立ち上げた思いとして、

・最近の例会では本音のグループ討論がなされていないのではないか

・報告にだけ重きを置いて、参加者との交流を軽視している傾向にあるのではないか

・吸収するだけで発信がない、発信がないという事は自分の学びに対して共感や反応や意見を聞く事ができなくなるのではないか

・ただ報告を聞いて情報を吸収するだけではなく、参加者との交流を通して学び方を学ぶことが必要なのではないか

・学び方が分からないから同友会が面白くなくなり、退会される経営者が多くなってしまうのではないか

・いかに相手を思いやり、その上でいかに本音をぶつけ合い、それを課題に学び合うことが大事なのではないか

との事でした。

また、今後の進め方として、

?「人間力を養う」ということ。日常のコミュニケーションの中で、「人間が共に生きるという事はどういうことなのか?」に重きを置き、参加者と意見交換しながら、自由な形で話し合っていくとの事。

?「経営者と社員の違いを知る」ということ。経営者は自分の意思で自由に動けるが、社員はそうではない。社員の労働力が生み出した価値から富を得る経営者は、自分の手足のように社員を使ってはならないということ。同友会の設立の背景として、使う人間と使われる人間の格差の中で、「人間らしく生きる」を主張する団体として、今日まで存続し続けているからである。そして、社員の事を知り、長所を伸ばし、自社の存続や発展に繋げていくために、人間力を養い、全社一丸、経営者だけではなく社員も含め、全員が主役の経営を目指して学び合うということ。

そういう勉強会にしていきたいとの事でした。

教材として、中同協会長赤石義博氏著作の「人間力経営」を使い、事前に読み合わせをした上で、各自感じたことを本音でぶつけあい、学ぶ力を養い、人を思いやり引き寄せる事のできる力を身につけていこうという趣旨で今後活動されていくとの事でした。

この勉強会は3名の講師の自発的な発案のもとに開催され、できるだけ参加者の方の意向を汲みながら形式に捕われず、心からの交流・学び合いを目的とされ、新旧会員、年齢差関係なく自由闊達に深く学べる人間になる入口の会にされたいとのことで今回参加された方々は今後の展望に目を輝かせていました。

次回:第2回「人間力を養う」勉強会 12月13日(火)17:00?19:00/同友会事務局

研修生 涌井健介 記

企業訪問 (株)リンケージM.Iコンサルティング 代表取締役 長谷川博之さん

「コンサルタントとして必要な資質と、求められる人物像とは?」

?リンケージM.Iコンサルティング 代表取締役 長谷川博之さん

2011年11月8日、(株)リンケージM.Iコンサルティングにお伺いしました。創業が2001年5月、設立が2007年10月。サラリーマンの傍ら行っていた営業・販売コンサルティング業で創業されました。長谷川さんの主な事業内容は、企業に対しての商品開発と営業・販売のコンサルティング(住宅、アパレル、日本酒、ソフトウェア、その他と幅広い)で、一般消費者向けの案件が多いとの事です。市場調査を行い、お客様の気持ちを代弁し、ターゲットの絞り方を工夫して、会社の業績を上げる。「企業と消費者の橋渡しになる」という事が重要な要素との事です。

例えばノーアイロンワイシャツ、「しわになりにくいワイシャツ」と企業が銘打った場合、しわになりにくいワイシャツでは、『しわになりにくい』という言葉にアイロンをかける印象が残ってしまい、一般消費者は購買意欲をそそり難い。「ノーアイロン」であれば、『アイロンがけがいらない』という印象が残り、アイロンがけの時間を有効に使えるので、付加価値として魅力的であり、他の商品との差別化ができるとのこと。そういった付加価値を見出し、視点を変えて商品を見てお客様の購買意欲を高め、企業の業績を上げる手助けをするのが長谷川さんのコンサルタントとしての役割とのことです。しかしながら、コンサルタントとは、企業に対しての提案と意思決定の補助であり、企業側が動かなくては始まらないので、95%が企業側の行動を促す仕事、後の5%が業績が向上する商品開発や営業ノウハウの提案という内容だとか。説得に根気強く、泥臭く、企業がやる気になって動くまでが、コンサルタントの重要な役割ということでした。

自社の営業としては、経営に関する情報が書かれたニュースレターを渡し、先方さまにとって、依頼した時の事を想像できるようにするということに留意された作り方をしているとのことでした。強引に押すのではなく、あくまで自社の考え方やノウハウを理解していただくための営業ツールの1つです。

インターネット・フェイスブックで営業もされているそうですが、フェイスブック上での印象と実際の印象が違うので、仕事をする上で顔が見える事が大切、出会いを大切にされているとの事です。

求める人材・資質としては、コンサルタントに必要な資質として説得する忍耐力、提案する行動力、生活の中から付加価値を考える想像力が必要との事。一つ何かに特化して提案する能力がある事。経済・社会情勢に強く、アンテナを張っていられる事。そして、成功のフレームワーク・パターンを持てるかということ、それがコンサルタントとして成功する事の重要な要素ということです。成功する枠組みを蓄えておき、その中で最適な物を企業に提案できるかというのが成功の分かれ道とのことです。もちろん、企業によって変わりますが、枠組みを蓄え応用し、具体的にやさしく伝える能力というのが求められる能力との事です。

<感想>

長谷川氏は人の繋がり、出会いを大切にされる方でとても温和な印象でした。分かりやすく丁寧にお話していただき、大変勉強になりました。コンサルタントというものの内容について深く知ることができ、大変勉強になりました。

研修生 涌井健介 記